『新国片運動』...!?
夜になって、この一ヶ月映らなかったケーブルテレビが復活し、台風のこともあるのでつけっ放しにしておいたのだが、東森新聞で近年まれに見る大ヒットとなった台湾映画『海角七號』の特集をやっている。やっている、と書いたのはテレビをつけてからもう3回も繰り返し放送しているから。しかし、どこが始まりなのか全然わからない。
台湾の人たちには本当に人気がある。5週間も多くの映画館で上映が続いている台湾映画は初めてみた。
「台(湾)語を理解できない人にはあの映画そのものに決して触れられない」
と、日本語を勉強し始めて一年くらいの学生に、そんな例文を作られた(「触れられない」なんて思い浮かぶはずがない、と思ったのだ)。
しかし、どうなんだろうか。つまらないと言う日本人は多いし、私もパートパートで笑ってはいたが、全体でみるとテレビで見るのにちょうどいいラブコメディだと思うのだ。
ちょうどキャプチャした画面の右側に「新国片運動」とあるが、それが本当の運動に繋がるのなら台湾映画の未来は厳しい。
多分一番わかっているのは映画を作った人たちなのだと思う。次は大いに「裏切って」欲しいのだ。監督は好きだし。
番組に出演していた主演女優の田中干繪さんのお世辞にも上手でない(私よりは断然まし)中国語を聞いていると、もう一度学校へ行って鍛え直すか、と反省もする台風前夜。
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