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20081003

台湾における持込禁止食品取締厳格化

 台湾では10月1日に色々な規則が改正されたようだ(詳細は後日)。特に旅行者に影響があると思われる改正はこれ。

 台湾では「携帯する動植物及びその製品は税関に申告或いは検疫を受けなければならない」という規則があるが、これまであまり気にしたことはない。

 しかし、10月1日より検疫犬を導入して取締りを強化すると共に新たに罰金が3千元~1万5千元が課せられることになった。曰く、

攜帶動植物或其產品入境時,應向海關申報或向動植物防疫檢疫局申請檢疫(本文若有提供連結,該連結將開啟新視窗)
主動申報,避免受罰!

攜帶動植物或其產品入境時,應向海關申報或向動植物防疫檢疫局申請檢疫,未依規定申報者,將處以新臺幣3,000元以上罰鍰。

攜帶下列物品須申報檢疫

須申報之植物或植物產品
  1. 活植物、活昆蟲、土壤
  2. 果實、蔬菜、切花、枝條
  3. 種子、種球
  4. 乾燥植物或其產品
  5. 藥草及辛香料

須申報之動物或動物產品
  1. 活動物
  2. 新鮮肉類
  3. 加工肉類(肉乾、烤鴨…等)
  4. 動物產品(骨骼、皮、羽毛、角、動物飼料…等)
  5. 含肉加工產品

附註:
入境旅客攜帶動植物或其產品未申請檢疫,將處3,000元以上罰鍰(新聞稿)
行政院農業委員會動植物防疫檢疫局新竹分局網站


 強調されているのは「自分から申告すれば罰せられることはない("主動申報,避免受罰!")」と言うことなので、しばらくはグレーな感じなら相談した方がいいかもしれない。

 ちなみに新聞によれば、
...
原來他們帶的家鄉小菜,滷牛肉、炸豬皮,全是禁止入境的食物,經由海關勸導,趕快申報檢疫,不只這些,出國最愛帶的泡麵內含肉塊就不行,但海鮮和魚肉就可以,因為這規定是要杜絕疫區肉品入境,魚肉海鮮不在範圍之內。

另外,加工過的肉鬆、肉乾、燒臘、香腸,也都禁止入境,植物類的話,生鮮水果也全都不能入境,不過加工後的水果沒問題。
...

「彼ら(一時帰国していたフィリピンからの外国人労働者達)が携帯してきた故郷の料理、滷牛肉、炸豬皮(揚げた豚の皮)などは全て持込み禁止食品で、税関の「勧め」によりすぐに検疫を受けたが、これらだけでなく、帰国にあたって一番持ち込みたかった故郷のカップラーメンに入っていた乾燥肉も駄目(以上全て放棄)。しかし、魚介類や魚肉は問題ない。なぜなら法律で規定されているのは対象区域の肉類の持込みであって、魚介類や魚肉はその範疇にない。

その他、加工された製品である肉鬆(肉そぼろ)、肉乾(乾燥肉)、燒臘(叉焼類)、香腸(ソーセージ)などは全て禁止。植物類では生の果物も全て禁止だが、加工されたものならば問題ない」

 で、最終的に初日は、
執行一天的成果,除了不知情的這群菲律賓籍旅客,警方先勸導之外,所有旅客都主動申報,沒有人違規。
ということで、「事情がよくわからなかった上記のフィリピン人(達)に対して申告を「勧め」た以外、該当する旅行客は全員申告し、違反者はいなかった」らしい。

 しばらくは厳しい状態が続くと思われるので持込み品には要注意。日本人からみれば3千元(一万円)など大したことがないかも知れんが、考えてもみて欲しい、水煎包が300個も買える値段だ!

 今まで税関でフリーパスだった日本人が騒ぎそうだな。
 忠告しよう。君の国ではないのだから、礼儀をわきまえるように。

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