京都大学つながり...

　日曜日に行われた民主進歩(民進)党の総統選挙立候補者選挙で、有力と思われていた現行政院長の蘇貞昌(su1 zhen1 chang1)を破って前行政院長の謝長廷(xie4 chang2 ting2)が選出されました。この謝長廷氏は、台灣大学法学部在学中に司法試験をトップで通過し、その後後京都大学の法学部大学院で法哲学を学んだ経歴を持っています。噂によると日本語も達者で同様に京都大学で学んだ経歴を持つ前総統の李登輝(li3 deng1 hui1)のお気に入りなのだそうです。口の悪い友人は「李登輝を副総統に据えて、台灣本土化の継続かなぁ」などと言っています。もっとも根強く聞こえてくるのはこの『李登輝副総統説』で、李登輝氏は、

『中國國民(國民党)内での総統選挙候補者の席を馬英九(ma3 ying1 jiu3)と争っている王金平(wang2 jin1 ping2)を担いで新党を立ち上げて総統選挙に挑み、勝利の暁には副総統の席に座る』

なんて噂をだいぶ前に聞きました。民進党政権が迷走している状況下で、苛立ちを隠しきれないようです。