台灣海筆子 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚
この金物は、2000年の初夏(だったかな)に台灣の差事劇團に依頼されて、日本で作ったものです(フレームと共に船で送りました)。一番最初が現在の『野戦之月海筆子』のためのもので、差事劇團に引き渡したものは最初の様々な問題を修正したいわば「バージョン2」というべきものです。その後千葉県のNPOに依頼されて違うデザインのものを作りましたが、基本的な部材の形状は一緒でした(再び修正をしましたが)。2005年に韓国・光州でのイベント用に図面を渡し、今年は北京でも建てられようとしています。もちろんお金をかけてきちんとした部材を作るべき(この納まりだと変形しやすいので)なのでしょうが、コストの安さと汎用性で今だに「場」を作り出すための手段として重宝しています。建てるのは、すっかり老けた今では一苦労ですが(実感)。
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