soliloquist... a man who has funnymouth... [via gwt for mobile devices]

20070429

台北の風景

 ネタがないときはセンスのない写真をお見せします。

20070428

台北案内(3) - UrMapによるバス路線検索

 台北で生活する以上、一定以下の生活に甘んじる限りバスの利用は必須となります。しかし、幹線道路のバス停に行ってみればわかりますが、種類があまりに多いのと、表示が効率的でないことで目的地を通過するバスを探し出すのも一苦労なことが多々あります。例えば、同じ「台北車站(台北駅)」という行き先のバスひとつとっても、通過するルートはまちまちです。

 で、こういう時に特に重宝するのが、

です。今回は具体的な例として、私の家から差事劇團への行き方を調べてみます。まず、サイト"http://www.urmap.com"へ移動します。

 今回はあくまで例なので大雑把に場所を指定します。
 まず私の家(景美)の場所上で右クリックするとメニューが出ますので"設定此處為起點(ここを起点にする)"を選択します。すると画面に"S"の標識が現れます。




 次に事劇團の場所を指定しますが、移動は左クリックしたままドラッグすれば可能です。差事劇團の場所上で同様に右クリックして今度は"設定此處為終點(ここを終点にする)"を選択します。画面には"E"の標識が現れます。






 ここで一度両方が正しく設定されたか確認してみま
す。
 画面の右側を見ると"導航"というタブにフォーカスがあり、"起點"及び"終點"が"圖面自訂點"となっていると思います。これで起点と終点の設定は終わりです。今回はバスでの移動と言うことなので、その上にある"搭乘大眾運輸"を選択しておきます。あとは"開始規劃"クリックすれば結果が表示されます。
 画面は間違えて"開車(車の利用)"を選択してしまったので青い線でルートが表示されています。バス停の位置を確認したい場合は各ルートの"觀看此方案所有站牌位置"をクリックすれば地図上に表示されます。
 また、気をつけたいのは往復でバスのルートが違う場合が往々にしてあります。ですから、念のため帰りのルートも調べてみます。方法は簡単です。画面右中の"起終點對調"をクリックすると起点と終点を反対にしてくれます。
 この例では家からは目の前にある"景興國中站"か、少し歩いた幹線沿いにある"三福街口站"で上下車し、差事劇團は"復興南路口站"が一番近いバス停ということがわかりました。

 お断りしますが、このルート検索は全く信用していいかというとそうも言えません。たまに間近のバス停を誤って表示します。ですから、一度目はこれを使い、現地で改めて調べてみる、あるいは詳しい友人に聞くのがいいかと思います。でも、台灣の人はあまり気にしないので、聞いても間違えていることが多いのです。要するに自己責任で。

追記:以下のリンクが参考になるかもしれません。
路線バス利用5原則」にある「3 時間と気持ちに余裕がないときの利用はやめよう」には激しく同意。

20070427

What am I? - What is endo?

 ただ名前と同じと言うだけ、オチがありません。

20070426

(記事) 5月下旬に「与那国町・在花蓮市連絡事務所」開設

 石垣島と台湾にはかつて深く長い交流の歴史がありました。八重山毎日新聞の記事から

 与那国町は来月下旬、台湾の花蓮市役所内に「与那国町・在花蓮市連絡事務所」を開設することになり、27日に担当者が渡台することになった。花蓮市は、 那覇市内に事務所を設置する方向で検討しており、沖縄全体との交流を図りながら、与那国町との交流を強化していく。外間守吉町長と花蓮市の蔡啓塔(ツァ イ・チタ)市長が2005年12月に合意していた「国交交流事務所」の相互設置がようやく動き出すことになる。町は花蓮市との交流で自立を図りたい考えを 示しており、同事務所の機能を早期に具体化できるかが当面の課題となる。...
(略)

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 最後の一枚

 歳のせいか(と言うか、せいで)疲れが取れ切れないまま一週間が始まっています。このどぎつく赤の効いた写真が気に入っているので最後に紹介しておきます。
 日本の野戦之月海筆子は5月の連休中に稽古合宿を行い、6月末からの公演準備に突入する予定です。その後の北京公演も...。

 突然のある古い友人の死に衝撃を受けております。彼も私と野戦之月海筆子を結び付けてくれた一人なのです。

20070424

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚

 この『台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚』終わります。劇中写真は近いうちにリンクを紹介するつもり。

20070423

[転載] 五一勞動節勞動舞台劇-「麻辣時代」Hot Time

 今は距離を感じている差事劇團ですが、台北市勞工局のお金で「台北市勞工教育中心96年度五一勞動節勞動舞臺劇 - 「麻辣時代」Hot Time」という公演を持ちます。無料なので、台北付近に住んでいる方は観に行って下さい。私もお礼がてら行くつもり。

 五一勞動節勞動舞台劇-「麻辣時代」Hot Time

  • 演出單位:差事劇團
  • 主辦單位:台北市勞工局勞教中心
  • 指導單位:行政院文化建設委員會、台北市政府勞工局
  • 演出時間:4/29(星期日)PM6:30(免費觀賞)
  • 演出地點:承德勞動文化園區--勞工公園(台北市承德路三段287號,近「圓山捷運站」)
 この『指導單位』って何なんでしょ? いいのか?

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の(もう)一枚

 あわただしい日々は過ぎ、草地は元の姿へ帰ろうとしています。わずかな痕跡を残して。

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚


18:48 21APR2007, originally uploaded by funnymouth.

最後の夜

20070419

台灣における外国人...

 樂生院の活動に際してずっと以前に警告されたのですが、

出國及移民法第二十七條「外國人在我國停留、居留期間,不得從事與申請停留、居留目的不符之活動或工作」
、要するに「外国人は国内において停留・居留期間内、停留・居留申請目的以外の活動及び仕事はすることができない」という法律が、台灣にはあります(日本も同じか?)。先週末に行われた415樂生遊行において、香港の新聞記者の樂生院への擁護の発言が上記の法に触れ警察から警告を受けたという記事です。記事を読む限りこのために出国したようです。

港記者聲援樂生遭警告 媒觀: 相關法律應修正

更新日期:2007/04/18 19:31

(中央社記者劉嘉韻台北十八日電)香港記者張翠容參與 415 樂生遊行,上台發言聲援樂生活動,卻遭到警方圍堵警告。台灣媒體觀察教育基金會今天下午召開座談會探討相關問題,認為在全球化時代,人權與言論自由應受尊重,不合時宜的法律也應調整、修正。

張翠容以個人身份來台參與 415 樂生遊行,上台發言結束後,卻遭到警方圍堵,並以入出國及移民法第二十七條「外國人在我國停留、居留期間,不得從事與申請停留、居留目的不符之活動或工作」。威脅將張翠容驅除出境。

媒體觀察基金會董事長、世新大學助理教授管中祥指出,張翠容是以個人身份聲援樂生活動,入境卡所填來台目的是「其他」,並不是勾選公務或旅遊,因此,張翠容並非從事與來台目的不符的行為。

管中祥說,若依照這項法條文,外籍勞工、外籍學生或僑生,來台灣千萬不能去逛夜市,或上 KTV 唱歌,否則從事這些與來台目的不符的活動,隨時有可能被驅逐出境。

他強調,在全球化時代不僅是企業全球化,重大社會議題同樣也朝全球化發展,會受到國際友人的關注,政府應尊重國際友人來台參與社會運動時的人權與言論自由,不應動輒拿出不合時宜的法條威嚇,更應該修正、調整不合現代潮流的法律條文。

在現場目睹事件經過的苦勞網記者卞中佩表示,當天張翠容發言完畢下台,立即受到警方包圍,並以戒嚴時期遺留下來的法條,揚言將張翠容驅逐出境。

卞中佩說,依照台灣的標準,未來台灣民眾前往聯合國前示威,要求成為聯合國一員,或參與其他國際社會運動,「是否也應該被威脅驅逐出境」?他認為,不尊重人權與言論自由的法條,應儘速修正。960418

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚


17:56 18APR2007, originally uploaded by funnymouth.

 後半週の初日、観客は想定を下回るものの芝居には変化の兆しが。あと3日。

20070418

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚

 今日は最初で最後の、裏方も前から芝居を見られる機会(というか稽古)でした。私は照明の手伝いなので、前から見ている訳ですが、本番中台本を追うことは不可能なので、今日は中国語に翻訳された(要するに正式)台本を手に各自のセリフを追うことができました。
 今日は比較的リラックスした雰囲気の中での稽古でしたが、明日からの本番で役者が先週からどのように変わるのか見ものです。

20070416

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の(もう)一枚


16:43 15APR2007, originally uploaded by funnymouth.

 今日は一日オフとなり、私は学校へ行った後、家でたまった洗濯物を捌き、汚れた靴を洗い、その後仮眠のつもりが3時間もの睡眠となり、その後夕食の招待を受けるために永康街へ。そもそも今回の芝居の協力ためにやって来た日本人への招待だったので、その後歩いて師大夜市へ、最終的に10時半にテントに戻ったのでした。

※写真と文には全く関係がありません。

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚

 公演前半期の最終日だった昨日・4月15日、中正紀念堂にて樂生院の強制撤去に反対するデモンストレーションが行われました。私達も公演準備前に参加、その後テントに戻って準備に忙殺されました。

 今回もっとも残念なのは、樂生院の院民の方々がテントに足を運べるような事態(気分)ではないことです。

20070412

海筆子通信Ⅱ

 公演に合わせて『海筆子通信Ⅱ - 櫻井大造與「場」』を発行します。台灣での発行ということで全文中国語ですが、興味のある方は問い合わせてください。

海筆子通信Ⅱ ─ 櫻井大造與「場」
  • 比日常生活還要寫實的現實,也比夢想還有希望的「反世界」! / 櫻井大造
  • 對話《台灣浮士德》/陳映真・櫻井大造
  • 關於公共性的「癢」 / 櫻井大造
  • 台灣的逆光烏托邦 / 櫻井大造
  • “髒”他個昏天暗地,何所懼! / 櫻井大造
  • 做出民眾復活的劇場 / 櫻井大造
  • 我沒有一頂那樣的帳篷 ── 給海筆子 / 鴻鴻
  • 與櫻井大造在北京的訪談 / 陶子

 一部100元です。更に現地では台本も販売され、日本語と中国語台本が見開きで一瞥できるよう構成されています。私が、初めて、一人でまとめたので見栄えは悪いのですが、内容は、当然なんら変化はありません。

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の(もう)一枚


17:08 11APR2007, originally uploaded by funnymouth.

 本当に寡黙な男ですが、仕事はできます。

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚


17:25 11APR2007, originally uploaded by funnymouth.

 彼らの異環境への適応度の高さ、ポジティヴさには舌を巻きます。ホント。

20070410

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚


09APR2007 19:34, originally uploaded by funnymouth.

 ゆっくりとしか進みませんが、日々姿を変えています。

20070408

台灣海筆子 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚

 明日日曜日の夜が峠になりそうな作業の進捗状況です。今日も「海筆子(辛苦之王出版社)」で作業をしていたのですが、昨日宜蘭の四季村から友人家族がテントの作業に加わっています。子供たちは午前中「海筆子」で遊んだあと元気にテントに向かいました。
 テントの空間というのは、言うまでもなく、大の大人のためにあるわけですが、彼/彼女らの目にはどう映っているのでしょう。楽しそうです。

 ちなみに昨日紹介した「朕」君は今日稽古に出ました。慣れない環境で神経質そうでしたが、芝居中は芝居らしく振舞っていました。人間のように周りの目を気にしないだけ、存在が際立ちます。

20070405

台灣海筆子 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚

 昨日から会場で販売する通信(小冊子)と台本の編集で「海筆子」と言いますか、「辛苦之王出版社」に缶詰になっています。今日もテントで昼食を取った後、こちらに来ました。電気を点けた途端、何かがすべる床に足を取られながらも必死に逃げる音が。

 その音の主が写真の「朕」君です。芝居での活躍を期待していますけど、頼むから(食べないから)鳴かないでね(本当にうるさい)。

 事情を話すとこの「朕」君、食用豚なのです。月に3千元(1万1千円くらい)で餌をきちんと与えるという条件で昨日の借り出したそうです。今日は皆が来るまでの5時間ほど壊した籠には目をつぶって自由に遊ばせました(というか放置)。海筆子の稽古場は広いしね。

20070404

台灣海筆子 "變幻 痂殼城" - 今日の一枚


03APR2007 17:48, originally uploaded by funnymouth.

 この金物は、2000年の初夏(だったかな)に台灣の差事劇團に依頼されて、日本で作ったものです(フレームと共に船で送りました)。一番最初が現在の『野戦之月海筆子』のためのもので、差事劇團に引き渡したものは最初の様々な問題を修正したいわば「バージョン2」というべきものです。その後千葉県のNPOに依頼されて違うデザインのものを作りましたが、基本的な部材の形状は一緒でした(再び修正をしましたが)。2005年に韓国・光州でのイベント用に図面を渡し、今年は北京でも建てられようとしています。もちろんお金をかけてきちんとした部材を作るべき(この納まりだと変形しやすいので)なのでしょうが、コストの安さと汎用性で今だに「場」を作り出すための手段として重宝しています。建てるのは、すっかり老けた今では一苦労ですが(実感)。

Pandora Internet Radio

 息抜きに愛用しているサイトの紹介でも。

 曲名あるいはアーティスト名から検索すると関連する(と彼らが考える)曲を次から次へと流してくれる、そんなサービスです。私は無精で、CDを購入しても一度聴いて後はハードディスクに保存されている音楽のみを再生していることが多いので、このような自動的に曲を再生してくれるサービスは重宝しています。家に帰るとブラウザーを立上げて再生させるようにしています。欠点はアメリカのサービスなので、日本の曲・アーティストは貧弱です。アカウントを作成すれば、お気に入りの「番組」を記録できます。

 引っ越したアパートは、深夜あまり大きな音で音楽を再生できないのが欠点。


追伸:"Pandora is currently for US listening only" だそうです。日本も台灣もそのひとつな感じなので問題ないでしょう :-p

20070402

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - 行き方など

 行き方などを2005年に行われた『台灣Faust 2005』の際にまとめてあるので、そのリンクを紹介します。

 これを見ると、2年前まではソースを手打ちでまめに更新していたことに驚き。退歩だ。

20070401

台灣海筆子 帳篷戲劇 "變幻 痂殼城" - テント建込み

 3月31日朝10時前から、30人ほどのメンバー、その友人たちで建込みが始まりました。昼に一時間ほど休憩を挟み、何と途中私のミスで、違う部材を用いてしまい、迷惑をかけましたが、まぁ何とか日没前に終了。でもこの形が視認できるのはこの日のみ。客席部分及び舞台製作にともない、おおよそ原型をとどめないほど解体されてしまいます。見たい方は朝10時までに現地へ。せっかくなので一日一緒に汗を流してください。




 現地の様子を以下のリンクで日々更新してゆきます。


 本当に写真のセンスがなくて困ります。