soliloquist... a man who has funnymouth... [via gwt for mobile devices]

20081126

狗肉...

 授業の前の雑談で学生から聞いた話。

 彼女はベトナム華僑で、3年前に台湾に来た。ベトナムでは家族とは広東語で、社会ではベトナム語、その他に高校生になってから足かけ7年ほど北京語も勉強しているので、英語を含めて4カ国語を話し、現在は日本語を勉強中ということだ(日本語レベルはまだまだ)。

 で、彼女の話。彼女は工場での通訳に駆り出されたらしい。というのも、工場のベトナム外勞(外国人労働者)達が、最近気温が急激に下がったためか、工場内にいた「犬」を勝手にさばいて鍋にして食べてしまったらしいのだ。ベトナムで犬を食べるという話は知らなかったが、身体を暖めるため、というのは韓国などと同じ。びっくりしたのは工場の管理者たち(台湾では犬を食べる習慣は一般的にはない)で、工場に「勝手に」入り込んだ「野良」犬を食べて何が悪いと主張するベトナム人たちと、3時間あまり議論になったのだそうだ。結局「悪いこと」だという説得はできず、「ルール違反」で罰金5,000元(月給の20%位)を「言い渡して」終わり。

 彼女が言うには、初めての「冬」を迎えたベトナム人達は(寒さで)病気になるのを恐れて食べた、その不安はよくわかる。でも「犬」を食べるなんて私にはやはり信じられない、と。

 その昔、中国語を勉強しているときに、同級生の韓国人が、「冬に街で黒い犬(台湾は多い)を見かけると涎が出てきて困る」とこぼしていたことを思い出した。日本人だって「馬」とか「鯨」とか食べるし、他人の文化へけちをつけるつもりは全然無い。ただ、文化の異相というのはそこら中に噴出する。

 ちなみに上記の会話は全て英語。私の中国語は全然進歩していないのだ(3年もいるのに)。

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