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20081107

一八九五...

 今日は休み。本当は東京へ行き芝居を観たかったのだが、最近収入が極端に減っているので無理(というか危険)だと判断。

 で、午後から信義區へ映画を観に出掛けた。普段は景美にある二輪館である『來來佳佳戯院』専門だが、時には封切りも見るのだ。

 金曜日の午後というのは封切りを観るのにベスト。まず人が少ないこと。そして評判で行くかどうか決める人が多い(海角七號みたいに観られなくなる)ので、封切り初日の金曜日の午後は穴場。


 さて、『一八九五 (英題: Blue Brave)』。この時期にこの映画を観ること、その意味を考えてしまった。昨晩まで「暴動」と言って差し支えないほど激烈な抗議行動がなされ、それぞれにとっての「台湾の危機」が否応なく突きつけられた。...「台湾」はどこへ行くのか?

 これは客家委員会が助成を行っており、苗栗の客家が中心となった義兵(「保家衛國」)たちが、八卦山(「はっかさん」と呼ぶのが正しいらしい。八卦山を題材にした漫画あり。)に立てこもり全滅した『乙未戰爭』までの接収軍に軍医として従軍した森鴎外を絡めて描かれている(ひどい説明だ)。

 映画を観終わって浮かんだのは「誇り高き」という言葉が浮かぶのだが、新聞報道をみると「...不僅是客家族群的光榮,也是大家的光榮...」と「光榮」という言葉を使っている。日本軍については本当に淡々と描かれており、日本人も変に気負わずに観ることができるかもしれない。

 もう一つ、この映画では"國語(北京語)"がほとんど(全然!?)使われていない。客家語とホーロー(閩南)語と日本語、そして原住民(サイシャット族だと聞いた)語で構成されている。國語を話すはずの台湾民主国を画策した清国官僚は「戦いもせずに逃げ出した」とのみ語られる。更に言うと、台湾民主国建国初期に国会議長に請われるも、アモイへ逃避した林維源の邸宅である「林本源園邸(観光で行ったことがある人も多いはず)」は日本軍の拠点として使われている。

 ...全然まとまりがなくなった...。今年は『流浪神狗人』、『海角七號』そしてこの『一八九五』が私の台湾三部作。

※『海角七號』は映画を通して色々な人の話を聞けたから。作品としてはあくまで???

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