レーニンを知っていますか...
今日から國立中正紀念堂の一展廳(中正藝廊)で『普普教父──安迪‧沃荷世界巡迴展』が始まった。あいにく、着いたのは閉館10分前だったので、新聞報道の"元旦起一連5天,自下午5時至晚間10時,由大忠門及大孝門兩側輪流投射安迪.沃荷的7幅畫作在紀念堂白色牆面上,讓民眾欣賞巨型畫作的光影之美。(元旦から5日間、午後5時から10時まで、大忠門および大孝門上の壁にアンディの作品7点を投射する...)"を参考に行ってみた。
建物の周囲に照明が極めて少なくとても暗いのと人が少ないので絵を見つけるまで全然気付かなかった。
香蕉はとても人気があった。「香蕉來了!」と言って携帯電話のカメラに収める若者が多数。そして次は、「酷(cool)!」という声で迎えられた。
思わず目を疑った。なぜなら、レッド・レーニンが投射されている壁の正に裏側には反共のため虐殺を繰り返した蒋介石が"鎮座"しているから。
先ほど香蕉をバックに写真を撮っていた少女二人に聞いてみた。
「彼を知ってる? 彼の名はレーニンと言うんだけど」
想像通りレーニンの名前など聞いたことがないのだ。反共教育は今でも徹底的に行われているのだ。
期待していた「マオ」は来ていないようだ。それにしても正月早々強烈な皮肉を見舞われてしまった。
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