「※門市不用檢視消費者身分證件」
台湾では何かと身分証(外国人の場合は"外僑居留證=ARC")を要求されることが多い。慣れてしまえば、IDナンバーでひも付けされるのも、利便性の高さが際だつ。※プライバシーの問題は置いておこう(公然のIDナンバーがあってもなくても、やる"者"はやれる)。
で、いつも本やらDVDやらチケットなどを買っている"博客來網路書店"や"博客來售票網"。ここは台北市内のそこら中にある7-11で受け取り及び支払いができる(それに外国人も利用できる※)。それに夜中に注文しても在庫があれば午後には受け取れる(手数料20元)。
先日荷物を受け取る際に、身分証を要求されなかったので不思議に思ったが、伝票を見て納得。
一番上に「※門市不用檢視消費者身分證件(店頭での受取人の身分チェックは必要ない)」とある。聞いてみたら、「(若い女性などが)アルバイトに身分証を見せるのは危険だ、という意見が相次いだから」とのこと。
もちろん、宅配便などの受け取りには身分証の提示は必要だが、こういった受け取り&支払いで完結するような時には身分証を見せないという考え方も出てきたのだなぁ、と(神経質な台北人だけだと思うけど)。
しかし、法律で身分証の常時携帯は義務付けされているので外国人の方(ってこれを読むのはほとんど日本人)、忘れないように。
※多くのネットショップでは中華民國國民IDでないと登録できないことが多く。我々外籍人のIDナンバーでは登録時にはじかれてしまう。一度尋ねてみたが、末端のスタッフに「IDが無い(あるのに!)ので駄目です」とメールをもらって以来諦めている。
中華民國のIDカードだってなりすましが簡単なんだがな。知り合いの女性達なぞ、彼女たちが一番美しいと思っているらしい学生時代の写真を10年以上使っている者多数(ぱっと見ではわからない)。
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